フレンズ 帰国生 母の会 「オフィス通信」

海外赴任・帰国をサポートするボランティア団体の活動や オフィスの様子をお伝えします。

2019年10月

赴任前セミナーに行ってきました。

フレンズでは賛助企業の赴任者に向けて赴任前セミナーを実施しています。
海外赴任に伴う手続きや医療関連のこと、心得など
赴任者とその奥様に向けてセミナーを実施している企業があります。
その中で、フレンズでは各国各都市別に経験のある赴任者が
実生活についてのお話を担当しています。
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資料として赴任するとき、帰国するときに参考となる専門資料数冊を一式と
各国各都市別、さらに学校に関するものなど赴任者にお話する際必要と思われるものを準備して
お話を進めます。
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赴任先での住居選びもお子様の学校事情によって異なりますし、
赴任先での学校を選ぶ際のポイントを帰国後のことも交えながらお伝えします。
このほか、現地に持って行くもの、日本に残すもの、買い物、交通事情、
実際の医療機関、予防接種、また帰国後の入試等々、
本日は1時間半ほどの時間でしたが、どの国のテーブルでもお話が尽きませんでした。
参加者からは「いろいろ質問ができて、お話が聞けてよかった」と嬉しい言葉をいただきました。
さらにご質問があればフレンズまでご連絡いただくようお話して会場を後にしました。

赴任前セミナーは賛助いただいている企業に限っていますが、
同様の個別面談はフレンズオフィスでも承っています。
セミナー担当者の手配もありますので、必ずご予約をお願いします。
なお、資料代と相談料として3,000円をいただいておりますのでご了承ください。

学校案内の掲載校-中学校・高等学校-

学校案内を購入した方から、掲載校に関するご質問をいただくことがあります。
「〇〇学校が載っていませんが、何か理由がありますか?」
「昨年度版△△学校は訪問記が載っていましたが、今年度版は小さな掲載に変わっていました。
 学校に何か問題があったのでしょうか?」

受験を考えていた学校が掲載されていなかったり、これまでと掲載ページが異なっていたりするとフレンズが当該校に問題があると判断したのではないかと不安になる方もいらっしゃるようです。

フレンズの学校案内は、活動目的の『海外で異文化と出会った子どもたちが、帰国後もその体験を活かし、国内で育った子どもたちとそれぞれの良さや違いを尊重し ながら伸びやかに成長していくことを願って活動を続けています』に沿って制作しています。

入試時、帰国生としての受け入れがなくてもすんなり学校になじんでいく帰国生もいます。
反面、学習面のみならず、精神面でも日本の学校生活に溶け込むまで時間が掛かる帰国生もたくさんいて、その苦悩を私たちも見てきました。

海外で現地校やインター校に通学する子どもたちは、日本の子どもたち同様の教育を受けることはできませんし、学校文化も日本とはまったく異なります。
日本人学校からの帰国生でも、多かれ少なかれ日本の学校生活に戸惑いを感じるようです。
さらに受験準備となると、どうしても日本と同じようにはいきません。

こうした事情に配慮して、入試時に別枠、別試験という帰国生入試を実施している学校と
帰国生には加点を含めて合否時に何らかの考慮がある学校を掲載し、
編入時のみ受け入れるという学校は掲載していません。
「編入ではいつでも受け入れていますから、掲載してください」と連絡がある学校には掲載の基準をお伝えしてお断りしています。
また、掲載校には毎年内容の更新をお願いしていますので、帰国生への考慮がなくなった場合には掲載から外れることになります。

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フレンズでは、新たに帰国生入試実施の情報を得ると、先ずその学校の入試担当者宛てに本と掲載の案内状を送ります。
ただ、これまでお付き合いのない学校ですから、担当者の手元まで届かない場合もあります。
お返事がなければ電話連絡を試みますが、担当者のお名前もわからないのでコンタクトを取るのにも苦戦します。
こうしたやり取りの末、掲載許可が下りれば原稿が戻ってきますし、原稿が戻って来なければ掲載できないことになります。
このような事情もご理解ください。

訪問記やレポートなど取材に行く学校は、各校の在籍帰国生数を算出して、それを元に毎年検討します。
帰国生数が減少した場合は掲載容量を小さくしますが、そのほかにも
・教育体制の変更途中で取材に応じられない
・多忙で取材を受ける時間が取れない
・取材記事の掲載を望まない
など、学校側の意向と合わない場合には掲載容量が変わります。

小学校の掲載基準は中高と異なりますので、次回紹介します。




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