フレンズ 帰国生 母の会　「オフィス通信」

『帰国生のため』の本ですから、各校の帰国生入試と編入学について
情報がコンパクトにまとまっています。

各校のホームページを見ても、帰国生入試や編入学の情報にたどり着くのには時間が掛かります。
検討している学校の、入試であれば日程や科目、出願資格を、
編入であれば実施時期や試験科目、そして何年生まで受け入れているのかを
すぐに見比べることができます。



さらに学校のサイトではUPされることが少ない「帰国生の入試結果」も掲載しています。
特に入学者数を掲載している学校はほとんどありません。
倍率やどれくらい入学しているのかがわかり、学校選ぶ際の参考になると思います。
方針によって一切公表していない学校もありますが、ほとんどの学校から回答をいただいています。

また、編入学については昨年度の帰国編入者数を学年別に伺っています。
編入学は、定員に空きがある場合に実施する学校がほとんどですから、
実際に受け入れ枠があるのか、編入学で入る帰国生がいるのかなどの状況も図れます。

このように入試要項と訪問記やレポートを数ページ掲載している学校が130校、
ほかに帰国生入試の日程と科目、編入学情報だけを掲載している学校が190校ほどあります。

皆様がご存知の帰国生受け入れ校は意外と少なく、ホンの数校という方もいらっしゃいます。
フレンズの学校案内でいろいろな学校を知って、そして見比べ、
お子様に合いそうな学校、受験可能な学校を探してから、
当該校のサイトでさらに詳細を知るというようにしていくと
より良い学校にたどり着くのではないかと思います。

来春の入学生用、2020年度版が14日に発行しました。
オフィスでは、本を発送したり、掲載各校に御礼状を発送したりと発行後の作業に追われています。



「帰国生のインタビューを子どもに読ませたい」と海外からお電話があり、
早速購入してくださいました。
取材している私たちも、帰国生が渡航時に苦労したことや楽しかったことを聞き、
今の学校を選んで学校生活を楽しんでいる様子を見るととても嬉しくなります。



各校それぞれ校風や教育の特徴が異なることはもちろんですが、
在籍している帰国生の雰囲気も違います。
我が子もそうでしたが、実際に学校を訪れると親には同じように見える学校でも
「この学校に行きたい。この前の学校は嫌」など感じるものがあるようです。



客観的な親の意見も大事だと思いますが、お子様の直感（？）も大切に
お子様に合う学校を選んでいただけたらと願っています。

海外からお電話くださった方はいくつか検討している学校があったので、
お知らせできることを伝え、将来の進路も含んだアドバイスを少しさせていただきました。
学校選びにお困りの時にはお手伝いができます。
どうぞお気軽にお電話ください。

2月にリニューアルした新しいホームページですが、
こちらもいろいろと問題がありまして今までのサイトに戻しました
http://www.ne.jp/asahi/friends/kikoku/

二転三転して申し訳ありません。
今後また代わる予定ですので、新しいサイトができましたらご案内いたします。

さて、「帰国生のための学校案内」2020年度版の編集作業が終わり、
本の搬入を待つばかりとなりました。
予定どおり、9月14日に発行できると思います。
事前にご予約いただきました方には発行後すぐにお届けいたします。

今年も、新規開設校、帰国募集を新たに始めた学校や再開した学校、
このほか女子校から共学校へと転じた学校、設置学科を変更した学校等々
帰国生を受け入れる学校の情勢がいろいろと変わりました。

本をお手元に置いて、お子様と合う学校をお探しください。